スタッフブログ
2025.11.05
エコバウ建築ツアー(欧州視察) ①
おはようございます!
最近個人インスタを再開した中桐です。
約1年前に作ってから放置していましたが9月ぐらいから再開しました。
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主に新モデルハウスGMZの施工の振り返り含め、様々思いや取り組みを発信しています。
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さて、それでは欧州視察19日~27日までの9日間を全8回シリーズ(予定)としてレポートしていきます。
改めて、今回参加したのは「エコバウ建築ツアー2025」といいまして、主にエコロジー建材を取り扱うイケダコーポレーションさんが毎年開催し今年で28回目を迎えます。今回は「木の循環と建築」というテーマ。
参加者は主に地域工務店の経営者や設計者の方々で、ドイツ・オーストリア・スイスの3か国を廻る建築ツアーです。
ということで、今回このレポートの目次としてはこんな感じで考えています。
①出国:はじめに
②1日目:STEICO視察
③2日目:バウビオロギー協会 他
④3日目:ヘルマン・カウフマンと建築
⑤4日目:カーボンポジティブ、ブルーマー・レーマン
⑥5日目:HAGA社、森づくり 他
⑦6日目:集合住宅でエンボディドカーボンを学ぶ、ホームセンター 他
⑧帰国:まとめ
はい!早速ですが、始めます。
①出国:はじめに
まず今回欧州行きを決めた動機を少しお話しておきます。理由は大きく言うと3つあります。
1つ目は昨年から、これだと思いパッシブハウスを今年完成させ、そのモデルハウスで解説や説明している私が、一度もPH(パッシブハウス)発祥の地であるドイツの建築、ヨーロッパの進んだ家づくりを見ていないというのは、どうも説得力に欠けるなと薄々感じていました。オリジナルを見て、体感していないというのは、どこまでいっても本質を理解できていないのでは?という自分の中の「?」を解消するためというのが一つです。
2つ目はこのブログでも結構出てくる建築コミュニティ「釿始」。今回そこからの参加者も多く、志を同じくする同志と一緒に学びにいけるチャンスは今年が一番良いということ。このメンバーで共有する時間はきっとかけがえのないものになると思い、そして時間軸的にもパッシブハウスモデルが完成した今年に行くべきだと感じたということが一つ。
最後3つ目は、これからの家づくりはこの先どの方向へ向かうべきか?性能のその先に何があるか?企業として永続していくため、自分の中で決めている方向性を確かめに行ったというのが一つ。
以上、他にも細かくは色々ありますが、この3つが大きな理由で今回参加しました。
とにかく「何度か行かないと一度では分からないよ」とみなさん言われる中、可能な限り一度で、今自分にとって、会社にとって必要なものを全て持ち帰ってやろうという気持ちで参加しました!
スケジュール的にもそうでしたが、旅行気分は微塵もなく建築づくしの真剣な9日間でした。
日本時間19日(日)の夜、関西国際空港発でフィンランド経由でドイツへ入りました。

ヘルシンキ空港のゴミ箱はかなり細かく区分けされていました。

そして、デザインや文字フォントがキレイ。こういった所にもその国の思想が現れていると思います。
しっかり見る目や気づく視点をもっておきたいと思います。


ということで、次回から視察の内容を記していきます!
それでは、素敵な一日を!