スタッフブログ
2025.12.17
夜パフェ
こんにちは。井上です。
娘が赤ちゃんを抱っこする機会が最近何度かあったようで、そのたび泣き止み、抱っこの仕方も上手だね、と周りの人に言ってもらえたと、嬉しそうに話してくれました。
下にきょうだいがいるわけでもなく、何か持って生まれたものがあるのだろうな、と思いました。
そして、将来就く予定の職業に役立ちそうなので、親としても嬉しい出来事でした。
さて、私は11月に、倉敷市浦田にあるcake屋¨PĀTISSERIE Oxalis¨(パティスリー オクサリス)さんへ、夜パフェを食べに娘と行ってきました♬
こちらのお店、私の激推しcake屋さんです。
ケーキや焼き菓子の種類が豊富でとても美味しいのは勿論、ケーキは なんといっても色鮮やかです。
こちらのシェフの感性はとても豊かで、色彩感覚も群を抜いて凄いのです。
店名のオクサリスの由来は、「かたばみ」といわれる植物で、子孫繁栄という意味合いを持ち、非常に生命力の強い植物ということから地域に根付生き繁栄していけるように、との願いが込められています。
花言葉は「輝く心」。
ケーキやデザートを通じてお客様に感動と喜びを届けられるような洋菓子店を目指しています。
~お店のホームページより~
お店の外観はこんな感じです。
Xmasの時期が近づいているということで、トナカイの置物がありました。

19時からの部を予約しました。
早速中へ入ると、JAZZが鳴っていて、ペンダントライトの薄暗い光が、大人の雰囲気を演出していました。
この夜パフェ、気にはなっていたのですが なかなか行けず、今回ようやく行けることが決まって、予約時からドキドキわくわく、この日をずっと待ち望んでいました。
奥からシェフの蔭山さんが出てこられました。
蔭山さんは、学校を卒業後、とある企業に勤められていましたが、そこを退職し、21歳で製菓学校に入学。お菓子のことを一から勉強されたそうです。
地元のcake屋などで勤めた後、岡山全日空ホテルで3年半シェフパティシエをしました(修業期間は計11年間)。
32歳で独立、倉敷市中央で構えた店舗で9年間営業され、3年前の2022年10月、浦田に今のお店を移転オープンしました。
私たちはモンブランパフェを予約しました。
まず、金木犀と蜂蜜のジュレが入りました。
その上に、栗ともんげーバナナのパンナコッタ、アプリコットとオレンジのソースが入り、マロンクリーム、チョコレートクランチなど順に組立てられていきました。



オレンジピール、エデイブルフラワー(食用花)、オレンジと柚子のジュレ、その上に和栗・洋栗のモンブランを絞ります。



マロングラッセなどを乗せていき、グリーンレモンのソルベを乗せます。


最後、グリーンレモンの皮をすって完成です。



出来上がったパフェがこちら。
細部まで計算されたシェフこだわりのモンブランパフェ。
食べるのを躊躇うくらい、とても美しいパフェでした。
味は、それはもう一言では言い表せないくらいの美味しさでした。
栗が柑橘系と合わさって、軽くいただけました。



また、コーヒーを頼んだのですが、抽出するコーヒーメーカーも素敵でした。


改めて、モンブランパフェの構成は、下から順に、
★金木犀と蜂蜜ジュレ
★栗ともんげーバナナのパンナコッタ
★ソースアプリコオランジュ
★マロンクリーム
★チョコレートクランチ
★シュトロイゼルクッキー
★プラリネノワゼットパウダー
★マロングラッセ
★ソースアプリコオランジュ
★オレンジピール
★エディブルフラワー(マリーゴールド、アリッサム、ポップスター、ビオラ)
★オレンジ&柚子ジュレ
★和栗、洋栗のモンブラン
★マロングラッセ
★ドライ金木犀パウダー
★ムラングカフェ&カカオ
★みかん&金木犀ソルベ
★グリーンレモンソルベ
★イタリア栗のコンポート
★デコールショコララクテ
★ダンテルオランジュ
★リーフラングドシャ
★グリーンレモンゼスト
です。
~Instagramより~
ひとつひとつの丁寧で且つスピーディーな作業が美しく、パフェが少しずつ完成していく様は、魔法を見ているような感覚で、とても幸せでした。
テイクアウト以外でのデザート提供は、夜パフェ以外にアシェット・デセール(皿盛りのデザート)もされています(月によってはお休みのときもあります)。
年内提供は終了。
次回は来年2月からを予定しているそうです。
パフェ同様、その月ごとにテーマを変えていて、Instagramで投稿等されているのを見るだけでも目の保養になり、幸せな気持ちになれます。
是非、チェックしてみてください☺🍰